サラバ多汗症!汗のニオイ!もうスメハラとは私は絶対に言わせない

ワキ汗を病院(皮膚科)で治療する!その④ 多汗症 交感神経遮断術(ETS)で一生後悔する前に!

この記事は7分で読めます

 

まだ見ていらっしゃらない方は、コチラの記事を先に御覧ください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

⇒ ワキ汗を病院(皮膚科)で治療する!その① ガイドラインでの検査・診察・治療について

 

⇒ ワキ汗を病院(皮膚科)で治療する!その② 塩化アルミニウムとBT-A(ボトックス)の効果について

 

⇒ ワキ汗を病院(皮膚科)で治療する!その③ 内服薬『プロバンサイン』の効果とは?

 

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多汗症手術に失敗して絶望する女性

 

 

あなたは、多汗症手術(ETS)の代償性発汗を甘く考えてしまった為に、
一生後悔する事になった人の話を聞いたことがありますか?

以下、多汗症手術のことを「ETS」と表現します。

 

 

のっけから、脅かすような問いかけをしてしまって、申し訳ございません。

 

 

ただ、これからお話する内容は、
もしかしたら、あなたが一生抱えていかなければならない可能性がある話ですので、
軽々しい気持ちで語る事は、余りにも失礼であると感じたからです。

 

ネットで多汗症の手術「ETS」の事を検索すると、
その情報を発信する人の立場によって様々な主張があります。

 

 

ですので、調べれば調べる程どの情報を信じて良いのか分からなくなってしまいます。

 

 

 

あなたもそのような経験をされた事があるんじゃないですか?

 

 

お医者さんや病院でもETSに関しては賛否両論はありますし、
ETSを経験された方達の話を聞いてみてもそのような傾向があります。

 

 

とても悲しい事ですが、
中には人の悩みに付け込んで、商売をしようとする輩もいたりします。

 

ですので、私は「こうした方が良い」とか、「これがお勧めです」とか、
お話するつもりはありません。

 

ただ、ETSがどんな手術で、どのようなリスクがあるのかを、
今、この文章をお読み頂いている あなたに、

客観的で正しい情報をお届けする目的で記事を書いております。

 

もしも あなたが、ETSを受けるのに勇気が足りなくて、

背中を押してもらいたくて、この文章を読んでいただいているのでしたら、
この先を読まない方がいいと思います。

 

 

なぜなら、あなたの希望を満たす明るい内容の話ばかりではないからです。

 

 

リスクや副作用やETS体験者の後悔談についてもお伝えします。

 

 

ですので、あなたの貴重なお時間を無駄にしたくないので、

これ以上、記事をお読みにならないで下さい。

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では、これからETS(交感神経遮断術)についての詳しい情報をお届していきたいと思います。

 

 

ETS(交感神経遮断術)ってどんな手術?

 

ETSに疑問を持つ女性

 

多汗症治療のガイドラインによりますと、

ETSの正式な名称は、は『胸腔鏡下胸部交感神経遮断術』

(endoscopic thoracic sympathectomy)とあります。

 

 

この手術は、塩化アルミニウム液、ボトックス注射による診療に効果がなかった患者さんで、

ETSを自ら希望した人に限定されます。

 

 

あと、注意して頂きたいのは、脇汗の多汗症を治すためだけでは、

保険適用されないという事です。

 

 

つまり、他の多汗症の症状である「手掌多汗症」を併発していて、

その症状を治す時でしか、ETSは保険適用されないのです。

 

 

重度の腋窩多汗症(ワキ汗の多汗症)だけを手術で治す事を希望する場合については、

形成外科でやっている「汗腺除去手術」を勧めるお医者さんが多いという話ですので、

詳しくは病院でご確認してみて下さい。

 

 

ただ、局部多汗症は他の部位(手の平や足の裏)でも併発しているケースが多いので、

もし、そのような方がいらっしゃいましたら、

病院でETSの保険適用について相談してみて下さい。

 

 

ETS(交感神経遮断術)の実際の手順について

 

 

ETSはまず全身麻酔を施され、麻酔が効いたのち、

脇の下に3~4ミリの切込みを2つ入れ、
そこから肋骨にある自律神経(交感神経)まで内視鏡を伸ばしていき、
交感神経を遮断(切除、クリップでの遮断、焼灼)します。

 

 

 

多汗症の症状ごとの遮断する自律神経(交感神経)の場所は、
以下のようになります。
交感神経遮断図_ETS

上に位置する交感神経を遮断するほど汗が止まる傾向にありますが、
 代償性発汗の症状もひどくなる傾向にあります。

 

星状神経節(Th1)⇐ 該当なし
 ↓
第2胸部交感神経(Th2)⇐ 頭部・顔面多汗症 
 ↓
第3胸部交感神経(Th3)⇐ 手掌多汗症(手のひら)
 ↓
第4胸部交感神経(Th4)⇐ 手掌多汗症、腋窩多汗症(わき)
 ↓
第5胸部交感神経(Th5)⇐ 腋窩多汗症

 

 

※Th1~5と表記した遮断箇所は、「T1~5」の呼称で呼ばれることもあります。

※足蹠多汗症(足裏)については半数以上の人に効果がないと言われています。

 

 

 

上記の内容をもとに、遮断する部位を医師が判断する事になるのですが、
最終的な判断は手術を受ける患者さんが決める事になります。

 

 

ここはとても重要なポイントですので、もう一度申し上げておきます。

 

 

ETSを受ける上で何より重視される事は、患者の意思ですので、

これは絶対に忘れないで下さい。

 

もし、仮にお医者さんから強い勧めがあった場合は、
その病院では手術を行うべきではないと私は思います。
病院に変えるべきだと。

 

なぜなら、ETS(胸腔鏡下胸部交感神経遮断術)は
専門用語で言うところの「インフォームドコンセント」が、
義務付けられていますので、

 

医師は患者に対して、この手術で起こりうる全てのメリット・デメリットについて
詳しい説明を行い、その上でどのような手術を選択するのかを、

患者自身で決定しなければならないのです。(これがインフォームドコンセントです。)

 

 

 

ETS(交感神経遮断術)の効果と副作用(リスク)について

 

医者がETSの効果と副作用に注意する

 

 

世の中において、物事には必ず二面性があります。

このETS(交感神経遮断術)においても、それは同じことが言えます。

 

 

ETSによって、手のひらや脇からの大量の汗が止まったとしても

今度は他の体の部位からの大量の汗に悩まされる可能性があります。

 

 

このような他の部位から出る大量の汗の事を、「代償性発汗」と呼びます。

代償性発汗」は上の文章で説明した箇所(Th1~5)のTh1に行くほど多くなり、

Th5に行くほど少なくなると言われています。

 

 

代償性発汗」は各個人の生まれ持った体質もありますので、

 

発汗の程度については一概にこういうものだと言えないのですが、

 

 

手掌多汗症(手のひらの多汗症)は交感神経遮断(Th4)で、

手のひらからの過剰な汗の分泌が止まり、

代償性発汗の程度も軽~中程度という話です。

 

 

腋窩多汗症(脇の下の多汗症)の場合は、交感神経遮断(Th5)で、

過剰な汗の分泌が止まると言われています。

 

 

ただ、患者の多汗症症状の程度や個人の体質、

担当されるお医者さんの判断にもよりますので、

あくまで目安としてお考え下さい。

 

 

また、その他のリスクとして、術後に再発する可能性が1~2%あり、

交感神経遮断箇所のTh2・Th3でもまれに、まぶたが下がってしまう

ホルネル症候群という合併症が生じるケースがあるという事です。

 

 

ですので、ETSを検討する際には、担当されるお医者さんに、

必ずその事実確認をされるようにして下さい。

 

 

ETS(交感神経遮断術)を経験された方達の声についてのまとめ

 

ETS体験者の声

 

 

ネットでETS(交感神経遮断術)を経験された方達の声を調べてみると、

病院やクリニックなどのホームページだと、

ほとんど喜びの声ばかりと言って良いです。

 

 

まあ、当然と言えば当然なのですが。

それでは、まず病院やクリニックのホームページ上に載っていた

代表的なETS経験者の声をご紹介したいと思います。

 

 

病院やクリニックでのETS経験者の喜びの声の代表例

 

ずっと抱えていた心労が一瞬で消えた

 

今までは何かするたびに、人目に触れる事のないように手を洗ったり、

タオルなどでこっそり汗を拭きとったりと、

周囲の人の目を気にしながらの生活を送る日々でした。

 

また、手掌多汗症を抱えていない人からすると、

何でもない日常の動作であったり、手を使うコミュニケーションがだったりする事が

出来ず自己否定ばかりの毎日でした。

 

 

普通の人からすると、手のひらがカサカサだと不快に思う事でしょうが、

私は逆にいつもハンドクリームを持ち歩かなければならない

手のひらのカサカサ感に喜びを感じてしまっています。

 

 

先生、病院のスタッフの皆様には、本当に感謝しております。

 

 

小学校4年生から抱えてきた手汗の悩みが!

 

小学校の4年生ぐらいから長年、手汗には悩まされていました。

 

 

同じクラスの子からは汚いとか、家の近所にあった皮膚科で相談すれば、

「気持ちが弱いから汗が出るんだ!」と訳も分からず怒られたこともありました。

 

 

精神安定剤や塩化アルミニウム液などの外用薬では効果は全くなく、

神経を切る手術をしてまで手汗を治すという事に迷いや恐れはありました。

 

 

でも先生とお話をした事で、手術に踏み切れて今では本当に良かったと思っています。

 

手術後、手のひらや脇の汗は出ませんが、

足の裏や胸・背中、お尻などの汗は少し増えました。

でも手汗で悩んでいた事を思えば、今の方が幸せですので前向きにとらえる事にしています。

 

 

ETS経験者の後悔の声について

 

汗に振り回されてきた人生。でも今は・・・。

 

 

小学校2年の頃、ピアノを習い始めた時に自分の手汗が多い事に気付きました。

手汗で鍵盤が滑り、うまく弾けなかったのです。

 

 

それから、手汗に悩まされる日々が始まりました。

 

 

中学に入ると手汗だけでなく、脇汗もひどくなり始めました。

汗脇パッドを付けて通学していましたが、学校までは効果が持たず

ブラウスの脇に汗ジミがいつも出来ていました。

 

 

大学生の時、ついには顔から大量の汗が出るようになってしまい、

母親に泣きながら、今まで自分の中で押し殺してきた汗の悩みを全てぶつけました。

 

 

今まで私の汗に関する深刻な悩みを全く取り合ってくれなかった母でしたが、

やっと理解を示してくれることとなり、二人で解決策を探すこととなりました。

 

 

そして、手のひらの多汗症を手術する事で多汗症を治療する

「ETS(交感神経遮断術)」の存在を知り、

近くの大学病院で詳しい話を聞いたのち、ETSを受ける事を決心しました。

 

 

ETSを受ける前、先生から副作用として胸から下の汗が増える事(代償性発汗)と、

瞼が下がって上がらなくなる事があると説明を受けましたが、悩んだ末、

この汗の悩みが解消されるならと、すがる思いでETSを受ける事にしました。

 

 

術後、確かに手のひらと脇から大量に出ていた汗はピタリと止まったのですが、

今度は代償性発汗に悩まされる事になりました。

 

 

胸、背中、太もも、お尻から大量の汗が吹き出るようになってしまったのです。

 

 

仕事がらデスクワーク中心で、椅子に座って仕事をする機会が多かったので、

座るところに汗が染みこまないようにビニールのシートを敷いた上に、

タオルを敷いて何とか対応していましたが、

 

 

あるとき上司に呼び止められ、他の人が使っている椅子に座るように言われ、

その指示に従わざる得ない事態が起きました。

 

 

私の不安は現実のものとなりました。

私の座っていた所に汗ジミがくっきりと付いてしまったのです。

 

 

しかもそれを、その椅子にいつも座っている中年のパートのおばさんに

発見されてしまったのです。

 

 

その中年のパートのおばさんは、椅子が濡れている事に気付くと、

あたかも私が失禁したかのように騒いだのです。

 

 

私はあまりにも突然の出来事に反論する言葉を失い、

その場から立ち去りました。

 

 

その後、気持ちを落ち着け、上司に代償性発汗の事を話をし、

上司に周りの誤解を解いてもらう事が出来たのですが、

その日以来、同じフロアの同僚達との人間関係がぎくしゃくしてしまい、

1か月後に会社を辞める事になりました。

 

 

今は食品会社のラインで立ち仕事のパートをしています。

水を使う仕事なので、汗で濡れてもシミが目立たないというのが、

この職場を選んだ一番の決め手となりました。

 

 

代償性発汗を抑える手術を受けようかと思った事もありますが、

また、手汗、脇汗、顔汗に悩むことになるのかと思うと躊躇してしまいます。

 

 

とりあえずは、吸湿性が高い下着や服装などを着て、

こまめに着替える事で対応している毎日です。

 

 

ETS(交感神経遮断術)についてのまとめ

 

 

塩化アルミニウム液、ボトックス注射、その他の療法で、

全く汗を止める効果がない場合に取る多汗症の治療として、

ETS(交感神経遮断術)は多くの患者さんの悩みを救ってきましたし、

これからも多くの患者さんを救っていく事だとは思います。

 

 

ただ、数字の上では確かに少ない確率ですが、

再発の恐れや代償性発汗のように今度は別の部位からの大量の汗に悩む事あります。

 

 

ですので、ETSをお考えの方は手術に踏み切る前に、

今一度冷静になって、良く考えて決断を下される事を切に願っております。

 

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この記事からご覧になった方は、下の記事を一緒に見ていただくと

より多汗症治療についての理解が深まりますのでお勧めですよ。

 

⇒ ワキ汗を病院(皮膚科)で治療する!その① ガイドラインでの検査・診察・治療について

 

⇒ ワキ汗を病院(皮膚科)で治療する!その② 塩化アルミニウムとBT-A(ボトックス)の効果について

 

⇒ ワキ汗を病院(皮膚科)で治療する!その③ 内服薬『プロバンサイン』の効果とは?

 

 

 



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